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未来への鍵

  • 5月1日
  • 読了時間: 2分

このブログ「未来への鍵」は、元プロラグビー選手である菊谷・三宅・君島の3人が、ラグビー憲章やコアバリューに触れながら、ラグビーの価値を掘り下げていくブログです。


サブタイトルは「Rugby Opens Many Doors」。

これは、私の大学時代の恩師である坂田先生が仰っていた言葉です。


まさに、私自身の人生そのものだと感じています。


中学生までは野球少年で、試合にも出場できなかった自分が、日本代表のキャプテンを経験するまでになれた。それは、ラグビーが数多くの選択肢「ドア」を見せてくれた。


今回、ラグビーリーグワンの新たなカテゴリー制度について、改めて自分たちの想いを言葉にする必要があると3人で話し、この文章を綴ることにしました。


まず、最初に感じたのは「残念」という一言です。


何が残念なのか。

それは、日本ラグビー界をこれまで築き、つないできたのが、ラグビーを愛する人々の想いであったにもかかわらず、その想いとともに創り上げていくはずのラグビー界が、そうではなくなってしまうのではないかという懸念を抱いてしまうからです。


もちろん、リーグワンの中で議論を重ねた上での制度見直しであり、リーグとしての考えや背景には、私たちが知らない事情も多くあるはずです。


この新しいカテゴリー制度が良いのか、悪いのか。

その評価は、何十年後になって初めて見えてくるものかもしれません。現時点で断定できるものではないと思います。


ただ一つ確かなのは、この制度変更によって、不本意な選択を迫られる人がいるということ。そして、その選手たちには家族がいるということです。


もし事前に対話の機会があれば、すべての人が納得できる形にはならなかったとしても、もう少し違った選択肢が生まれていたかもしれません。


選手が弁護士を立て、公正取引委員会への申告や東京地裁での手続きを通じてしか声を上げられない状況になってしまうと、これまで大切にしてきたラグビーの多様な文化は、語りづらくなってしまうのではないかと感じています。


いつか再びラグビーワールドカップが日本で開催されるとき、その時、日本ラグビーは本当に胸を張って、「ラグビーが好きだ」と言える状態にあるのか。そして、「Rugby Opens Many Doors」沢山の夢と希望、そして挑戦というドアを見せれるのか。


そう問い続けなければならないと感じています。

 
 
 

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