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ラグビーがもたらしてくれる幸せ

  • 執筆者の写真: 菊谷 崇
    菊谷 崇
  • 4月9日
  • 読了時間: 2分

ミャンマーの児童養護施設「ドリームトレイン」へ、2回目の訪問。


2月からVISAの申請や諸々の準備を進めてきましたが、出発直前にミャンマーで大きな地震が発生。

日本では情報がほとんど入らず、「本当に今行っていいのか…?」と悩み続けていたその時、ミャンマーの方から届いた一通の連絡。


「ヤンゴン訪問のスケジュールについて」まるで何もなかったかのような普通の確認。そして、最後に添えられていた「楽しみにしています」の一言に背中を押されました。


日本で迷っていても仕方がない。行って、自分の目で確かめよう。そう決断して渡航しました。


ヤンゴンは震源地から600kmほど離れており、被害はほとんどありませんでしたただ、停電は増えていたようで、それでも発電機(ジェネレーター)で対応している姿にたくましさを感じました。


「ドリームトレイン」は、医療支援団体ジャパンハートが唯一運営している児童養護施設。国内情勢の悪化で親元を離れた子、自分で避難してきた子、両親を失った子…背景はさまざま。それでも子どもたちは、思いやりをもって、力強く生きています。


一番小さな子に袋入りのチョコを渡すと、迷わずみんなに分けて回る。

食堂でBBQの準備をしていると、自然と団扇で仰いでくれる。「生活環境が厳しいから仕方ない」なんて言葉が通用しない、まっすぐな優しさがそこにあります。


彼らと同じ時間を過ごせること自体が、かけがえのない幸せ。支援しに行くというよりも、むしろ自分の心を磨き直すような、大切な時間になります。


ラグビーというボールで子どもたちと繋がる。

これからどう継続していくか、どう発展させるか問われるタイミングが近づいていると感じています。


それでもやっぱり、ラグビーがもたらしてくれる「幸せの価値」は、何よりも尊い。

そう実感したツアーでした!



 
 
 

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