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人を活かして、自分も活きる

  • 執筆者の写真: 君島 良夫
    君島 良夫
  • 21 時間前
  • 読了時間: 2分

こんにちは。

今週のブログ担当、よしおです。

(遅くなりました!)


先週、クボタスピアーズの岸岡智樹選手とYouTubeで対談する機会がありました。

彼が語ってくれたウェールズ代表のリアム・ウィリアムズ選手のエピソードが特に印象に残っています。

YouTubeチャンネル【Japan Elite Kicking】


「あの選手、実は特別なスキルがあるわけじゃないんです」


岸岡選手のこの言葉に最初は驚かされました。

ウィリアムズ選手は国際舞台で長く活躍するウェールズ代表のスター選手です。

しかし、その活躍の秘訣は、まさにタイトルにある「周りの選手を活かす圧倒的なスキル」にあるとのことでした。


現役時代を振り返ると、コミュニケーションの上手な選手とプレーする時は、迷いなくプレーできる感覚があったものです。

彼らはただ大声で指示するのではなく、

「右にスペースがある」

「左コーナーにキック」

「早めにパスが欲しい」

このように、常に2-3の選択肢を簡潔に伝えてくれました。

これがあるだけで、ボールを持った時の判断が驚くほど楽になったものです。


岸岡選手によると、ウィリアムズ選手は淡々と複数の選択肢を周囲に伝え、他の選手を最大限に活躍させることができるそうです。

まさに世界トップレベルの「コミュニケーション能力」を体現しているとのことでした。

ラグビーでは、体を強くする、パススキルを向上させるなど、個人スキルの向上に目が向きがちです。

しかし、ウィリアムズ選手のように適切な選択肢を周囲に提示して、チームメイトが活躍しやすい状況を作り出すスキルを身につけることは、さらなる成長の鍵となるかもしれません。

このような相手の力を引き出すコミュニケーションは、ラグビー以外の場面でもチームのパフォーマンスを向上させることができます。


ラグビーは多様性のあるスポーツだと言われています。

突進して活躍する選手もいれば、パスやキックを武器にする選手もいます。

今回の対談で学んだのは、効果的なコミュニケーションで仲間を活かすことで自らも活躍できるということ。

「人を活かして、自分も活きる」

そんなプレースタイルも素晴らしいのではないでしょうか。


君島良夫


 
 
 

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