日本ラグビーのコーチ資格について
- 三宅 敬
- 2024年9月13日
- 読了時間: 3分
どうもー!
みやっきーです!
9月に突入して2学期も始まりましたが依然、毎日のように夏を感じますね。
各地で猛暑日のところが多く、雷を伴うゲリラ豪雨も油断できませんねー。
ここのブログメンバーは全員、自分たちが運営するラグビーアカデミーを持っていますので、いろんな天気予報と睨めっこする毎日のおかげで天気にも詳しくなりつつあるんじゃないでしょうか??笑笑
さてさて、今回は日本ラグビーのコーチ資格についてお話しさせてください。
僕はいま、日本ラグビーフットボール協会のコーチング部門にも席を置かせてもらい、ワールドラグビーエデュケーターとして日本ラグビーフットボール協会公認コーチ資格講習会で講師をしております。
まずは日本ラグビーフットボール協会が発行しているコーチ資格は以下のとおりです。
スタートコーチ
C級コーチ
B級コーチ
A級コーチ
S級コーチ
B級コーチとA級コーチは日本スポーツ協会のコーチ認定が紐づけられており、例えばA級コーチを持っていれば国民スポーツ大会(旧国体)のチーム監督にもなることができます。
あとは各カテゴリーで必要な資格が義務付けられていますので、近年ラグビースクールのコーチからリーグワンプレーヤーまでほぼ全てのラグビー関係者が毎年自分が受講したい講習会に応募して資格取得に励まれてます。
もちろん女性の受講者も多く、参加者同士で学び合える素晴らしい環境になってきております。
コーチングスキルを講義で学び、実技で披露するのが講習会のメインイベントではありますが、日本ラグビーフットボール協会として受講者の皆さんに伝えたいのはプレーヤーセンタードという考えが中心にあり、プレーヤーもコーチも共に幸せな時間を共有するというところにあります。
コーチはラグビーを通じてプレーヤーの健全な成長を導く役割です。
コーチのエゴや理想をプレーヤーに押し付けてはいけないし、プレーヤーのワガママや自分勝手を受け入れるのも良くありません。
何のためにラグビーに関わっているのか、そんなことを講習会の肝として学びます。
資格は印籠ではありません。
でも資格を持っていることはコーチの学びの努力のカタチだと思います。
学んで終わるのではなく、学んだことを現場でどう活かしていくのかが重要で、真価が問われます。
もし、コーチングに行き詰まった時、共に講習会で学んだ仲間が必ず助けてくれます。
そして仲間を助けてあげられるようなコーチになってください。
コーチをしていて頭を悩ますこともあるかも知れませんが、表情は常に明るく笑顔で充実に満ち溢れている状態でありたいと思っています。
たとえ天気に振り回されても次の一手を持っていたり、それをリカバリーするだけの力を養い「この人と一緒にラグビーできてよかった!」って思ってもらえるようなコーチを目指したいですね。
W.K.S.P
みやっきー(S級コーチ)
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