身近なヒーローがくれた笑顔
- 君島 良夫
- 2月28日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
今週のブログ担当、よしおです。
先日、僕たちが茨城県で運営しているエリートラグビーアカデミー(ERA/まもなく5周年!)に、特別ゲストが来てくれました。

髙橋泰地選手(釜石シーウェイブス所属)
地元・茨城県日立市出身のラグビー選手で、現在はリーグワンで活躍するトッププレイヤーです。
髙橋選手は、短期オフの貴重な時間を割いて、アカデミーの練習に参加してくれました。
子どもたちと一緒にボールを追いかけ、パスを回し、声をかけながら走り回り、間近で見るトップ選手のプレーや声かけに、子どもたちの目はキラキラと輝いていました。
この日の練習は、子どもたちにとって、きっと忘れられない思い出になったはずです。
この光景を見て、自分自身のことを少し思い出しました。
高校時代、同じ学校出身の先輩がテレビで活躍しているのを見て、強い憧れを抱いたことを今でも鮮明に覚えています。
ある日、その先輩が母校のグラウンドに現れ、一緒にボールを追いかける機会がありました。
プレーをしながら、たくさんのアドバイスをしてくれて、その時にもらったおさがりのウェアは、僕にとって宝物になりました。
毎日のようにそれを身につけて練習に励んだあの日々は、何十年経っても色あせない大切な記憶です。
「同じ場所で育った先輩は、こんなにすごいんだ!」
その事実は、子どもたちにとって計り知れないパワーになります。
プロ選手だから、社会人までプレーしたから、大学までプレーしたから……そんなことは実はあまり関係ありません。
大切なのは、「自分と同じ場所で育った人が、夢を叶えている」という事実。
そして、その人が帰ってきて、一緒にボールを追いかけてくれること。
それだけで、子どもたちは憧れを抱き、プレーを真似して、自分の中に新しい可能性を見つけ出すかもしれません。
このブログを読んでくれているラグビー選手の皆さんに、伝えたいことがあります。
”育ててもらった場所に、ぜひ足を運んでください”
それは、指導者や先生たちにとってだけでなく、何よりそこでプレーしている子どもたちにとって、かけがえのない成長のきっかけになります。
あなたの存在が、誰かの夢を育てるきっかけになるかもしれません。

最後に、髙橋泰地選手、シーズン中の忙しい時期に足を運んでくれて、本当にありがとうございました。
一緒に汗を流した「あの瞬間」は、きっと子どもたちの心に残るはずです。
そして、これからもERAが、地元の子どもたちにとって「夢を追いかける場所」であり続けられるよう、僕たちも全力でサポートしていきます。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
Elite Rugby Academy
君島良夫
Comments